足のサイズと靴えらび |
上の写真は、手作りキットに同梱される中敷です。
pdfでダウンロードされたい方は→こちらから
サイズは
14cm(148mm)
13.5cm(143mm)
13cm(138mm)
12.5cm(133mm)
12cm(128mm)
11.5cm(123mm)
11cm(118mm)
10cm(106mm)
9cm(96mm)です。
(カッコの中が実寸です)
下の写真は、私の娘の赤ちゃんから2歳になるまでのサイズ履歴(?)です。
赤ちゃんの足って、2年間で5センチも大きくなってしまうんですね!

(赤ちゃんの成長には個人差があります)
こうやって並べてみると、生まれたばかりのころの足と、歩き始めてからの足のプロポーションの変化がよくわかると思います。
踵が発達してきて、土踏まずが形成されて、大人の足の形に近づいてきます。
この踵と土踏まずの成長を考えて、手作りキットのデザインを、サイズと共に変化させています。
下の写真は、赤ちゃんの足に中敷の型紙をあてて、これから作る靴のサイズを確認しているところです。
赤ちゃんの足のかかと3mm、つま先5mm程度の余裕をみています。


赤ちゃんの足を測るのは難しいんです。
じっとしててくれませんからね。(笑)
ファーストステップシューズの手作りキットは、実際のサイズより6mm~8mm大きめの型紙を使用しています。
つまり、実際のサイズより、6mm~8mmゆとりがある、ということ。
赤ちゃんの足のサイズが12.5cmだったとしたら、12.5cmを購入して作ってもらえれば、今の赤ちゃんにとって8mmのゆとりがあるということです。 このゆとりが、赤ちゃんの足の成長に大事だと考えています。
足幅に関しては、中敷や靴下の厚みによって実際の内部の周囲は変わってきますので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
ゆるいようだったら中敷を厚くして、きついようだったら薄くすればいいのです。
※歩く前の赤ちゃんの靴はそれほどサイズに神経質になる必要はありません。
履かせるというよりは、足袋を被せているようなものですから、サイズも5mm刻みではなく、1cm刻みです。
大体、これくらいの月齢イメージで型紙制作をしていますので、参考にしてください。
・Sは1ヶ月から3ヶ月位
・Mは 4ヶ月~7ヶ月位
・Lは8ヶ月~10ヶ月位
(赤ちゃんの成長には個人差があります)
これから生まれる赤ちゃんは、足のサイズが測れません。
でも、大丈夫です。先にいいましたように、歩く前は袋を被せているような感覚なので、サイズはさほど重要ではないのです。
ただ、いきなり9cmが小さいという赤ちゃんもいますし、11cmでは大きいかもしれないので、とりあえずだったら10cmが無難のようです。
手作りキットは、インナーとして中底、スポンジ、中敷の3層構造になっています。
もし甲の部分がきつかったりした際に、中底革を外すなどして、高さの調節をしてください。
(歩く前に履くファーストシューズの手作りキットには中底革や、クレープ底はついていません)
私達は、赤ちゃんの健全な足の成長が、とても大事なことだと考えています。
赤ちゃんにぴったり合った靴のサイズを選んであげてください。
特にはじめて歩く際の靴は、サイズが合っていないと転倒などの原因にもなりますので、しっかり合わせてあげてくださいね。