フェルトのベビーシューズ
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まだ歩けるようになる前から、赤ちゃんには靴を履かせてあげたい・・・
このページでは、生まれてすぐから歩けるようになるまでの、「歩く前に履く靴」を紹介します。
この靴は、ブティック社の遊佐さんから雑誌「子供ブティック」に作品掲載の依頼がありまして、「もっと小さい靴を」という要望があり、それがきっかけで考えたものです。
サンプルは9cm-3〜4ヶ月くらいの赤ちゃん用です。歩く目的の靴ではないので、多少サイズが違っても大丈夫。小さいようだったら、型紙を少し拡大してプリントすればOKです。
素材は全て柔らかいフェルトで作ってみました。これなら革と違って材料も入手しやすいし、作り方も簡単です。(勿論、革でも作れます。)是非手作りにチャレンジしてくださいね!
![子どもブティック](babyshoe/kodomob1.jpg)
雑誌 子供ブティック
(ブティック社、12月発売)
に掲載されました。 |
材料・道具
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- フェルト・・・・35×20cm(本体)、18×18cm(中底、本底、モカ)
- 刺繍糸・・・・1束(60cm×8本にカットして使う)
- 刺繍針・・・・1本
- チャコペンシル
- ヒモ・・・・・直径3〜4mm位のもの。片足45cm、1足分で90cm。リボンなら7mm巾位のもの。
- 手芸用ボンド(木工用ボンドでも良い)、両面テープ
- キリ
- ハサミ・ピンキングバサミ
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型紙
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型紙の画像は、A4サイズピッタリにプリントしたときにサイズが合うように出来ています。
今開いているブラウザから印刷しても、大きさが違ってしまうと思います。
画像を一度保存してからプリントしてください。画像ソフトなどからの方が上手くいくと思います。
プリントの余白は(無し)で印刷してください。
プリンタやソフトによってはピッタリのサイズでプリント出来ない場合があるようです。
プリントが実際の寸法と違っていないか確認してください。
もし寸法が大きく違っているようでしたら、書かれている大きさに合わせて原型を調整してみてください。
原型の大きさが違っているかという事よりも、実際に赤ちゃんの足の大きさと合っているか、という事の方が重要です。
デザインなどは、好みで適当に調整してみてくださって結構です。
画像が上手く印刷出来ない場合、PDFファイルをご利用ください。
PDFファイルを利用 する場合、開くにはアクロバットリーダーが必要です。
アクロバットリーダーをお持ちでない場合、こちらからダウンロードしてください。
![pdf](make/pdf/getacro.gif)
印刷時の注意点もお読みください。
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![0002](babyshoe/0002.gif) |
本体 |
足をくるむ大きな部分。 左右があるので注意!反対足はひっくり返して写してください。 左右各1枚。 |
モカ |
足の甲に乗る小さな部分。左右兼用なので同じ向きで2枚。 |
中底・本底 |
足の入る部分と裏側両方に必要なので2枚ずつ、計4枚。 |
※上の型紙をプリントしたものを、ケント紙か画用紙等に写した方が使いやすいです。 |
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作り方 |
フェルトにチャコペンシルで型紙をなぞって写します。
本体の合印とヒモ穴のラインは表側に写し、中底と本底のラインは裏表両方に書きます。
フェルトをハサミ、ピンキングバサミで図のようにカットします。 |
本底・中底の縫い付け |
本底、中底(裏表)それぞれに両面テープで仮止めします。 |
![01](babyshoe/01.gif) |
本底と本体の間に玉結びを入れ、6本どりのままの刺繍糸で約3mmの針目で縫っていきます。
裏、表を見ながら同じような所に針目がいくように本底、中底一緒に本体に縫いつけていきます。
縫い終わりは玉結びにし、2〜3目先の間から針を出しカット。
玉結びした所には爪楊枝かキリの先等でボンドをつけておきます。
左右同じように仕上げます。 |
本体とモカを合印で合わせ、ブランケットステッチで縫い合わせます。 |
![02](babyshoe/02.gif) |
60cmにカットした6本どりの刺しゅう糸で「ブランケットステッチ」で縫い合わせていきます。
玉結びを作り、本体の内側から針を入れ縫っていきます。
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本体にギャザーを寄せながら縫います。 |
![03](babyshoe/03.gif) |
モカと本体の合印の長さが違うのでその差が本体のギャザーになっています。
モカの針目が4mm、本体の針目が6mm位を目安にギャザーを作りながらブランケットステッチをしていきます。大体、合印が合えば目見当で縫い合わせて大丈夫です。 |
縫い終わりの処理
靴の内側で玉結びをし、2〜3目戻り縫いをします。本体とモカの間から糸を外に出してカットします。![05](babyshoe/05.gif) |
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![04](babyshoe/04.gif)
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反対の足を作る時は、裏表を間違えないように注意!!
底の部分を左右になっているか確認して、反対の足をつくりましょう。 |
かかと部分の縫い合わせ |
![かかとの縫い合わせ](babyshoe/06.gif) |
60センチにカットした刺しゅう糸で(玉結びを作らずに)本体の裏側(内側)から図のように下から上へ縫い始めます。
かかとの1番下の穴は残します。
最後に結ぶために糸の端は10cmくらい残しておいてください。 |
![07](babyshoe/07.gif) |
上まで縫い合わせたら1番上で横に一回し縫い合わせ、×になるような形で下に縫い下ろしていきます。
下まで縫ったら、かかとの1番下の穴から内側に出し、最初に残しておいた10cmの糸と結びます。
結び目が解れないように手芸用ボンドで固めておきましょう。 |
ヒモ通し穴をあける 本体とモカにヒモが通るくらいの穴をキリ等であけます。(ヒモが通るくらいの大きさに) |
ヒモを通す 45cmに切ったヒモを穴に通し、結びます。ヒモの先にセロテープを巻いて斜めにカットすると穴に通しやすいです。 |
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素材、縫い方、ヒモなど、好みのものでアレンジしてみてください。 |
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