2017年12月15日(金) 15:36 JST

パーツの貼り付け

型紙を使ったオリジナルシューズ

各パーツの貼り付け

本体と裏の貼付け
接着剤でかかとの部分を補強する芯を貼り付けます。左の写真では手芸用ボンドを塗っています。手芸用ボンドのほうが手軽で扱いやすいのですが、乾くと固くなってしまうので、素材を固くしたくない場合はゴム糊系の接着剤がいいです。(キットではゴム糊系を使っています)素材によっては染み出る場合がありますから余りの生地などで試してから塗るといいです。
本体革は先端部分を残し、(下の写真参照)裏革には前面に接着剤を薄く延ばしておきます。
写真上の2つはゴム糊系接着剤、左が手芸用ボンドを塗った本体です。 どちらがいいとは一概に言えませんが、 手芸用ボンドは乾くのに時間がかかる分、乾く前は手直しが楽、固くなるので後ではがすのは難しい。 ゴム糊系接着剤は乾くのが早い、固まったあとでも比較的はがしやすい。固くはならない。このような特徴がありますので、 素材にあわせて選んでみてください。 (ちなみに、混ぜて使うと接着しません)
表、裏を合わせて接着します。裏の革の方が表より大きいはずですが後でカットしますので気にしないで貼ります。金槌、木づちなどで軽く叩いて、密着させます。完全に乾くまで待ちます。
完全に乾いたら、表の型紙のライン通りにハサミや包丁などで裁断します。裁断したら、出来上がったものにもう一度型紙を合わせ、靴紐用の穴と糸で縫う部分の穴、本底を貼るラインなどを確認してください。パンチやキリ、目打ち等で穴を開けます。 穴のあけ方も決まりはありませんが、一つとばしであけていき、後で残った間をあけるようにすれば、綺麗な間隔であけられると思います。パンチの種類などは私の使っている道具ページを参考に選択してください。
靴底の作成
靴底部分を写して、同様にカットします。ここではクレープを使っていますが、やわらかいゴム板や革などでも構いません。クレープゴムは弾力がありますから、きれいにカットするのはちょっと難しいかもしれません。でも、気にしないでザクザクと切りましょう。カット面がデコボコしているのが気になるようなら、この後サンドペーパーなどで磨きます。革などを使用する場合、ピンキングバサミでザクザクに切り取れば、カット面は逆に気にならないものです。キットの10cmは、その方法で作っています。
ここで紹介している本体はヌバック(起毛素材)なので、そのまま接着剤を塗ってもいいのですが、左の写真のように革の表面がツルツルしているもの(スムース)は、サンドペーパー等で底のゴムを貼る部分を起毛します。ルータなどあれば、簡単です。ここでしっかり起毛しないと、底のゴムが剥がれます。キットでは前のページで紹介した床革を、本体に縫い付けています。
また、道具のページで紹介している、 手縫機で本底ごと縫い付けてしまえば、これらのことをする必要はありません。
本底の貼り付け
接着剤を底材の貼る面にムラなく塗ります。キットで使用している接着剤は「ノーテープ」という底を貼る専用の接着剤です。
はみ出さないように、丁寧に、薄く、均一に塗ります。
底材の方にも同様にムラなく塗ります。底材も、接着面をサンドペーパー等でザラザラにしておいた方がいいでしょう。キットの底には、接着剤を塗る前にプライマーも塗ります。厚めに塗れば接着が強くなるわけではありません。薄く、ムラなく、塗ってください。
接着剤は、指でつついてもくっつかない位になるまで乾かしてから貼ってください。
一度貼ったら剥がれませんから、ラインに合わせて、注意深く貼ります。
貼り付けたら、金槌、木づちなどでよく叩いて、しっかりと接着します。叩けば叩くほどよく着くと思ってください。手を叩くと痛いです。(笑)
板などに挟んで乾くまで1日くらい放置しておくといいです。
接着剤だけでは強度が心配な場合は、手縫いミシンで縫い付けてしまう方法もあります。 ただ、あらかじめミシン目を考えておかないと、綺麗に縫うのは難しいです。剥がれるとすればつま先部分ですから、そこだけ縫ってもいいかもしれませんね。
左右両方とも同じように作ります。
モカの貼り付け
素材によっては必ずしも必要ではありませんが、キットで使用している革などは柔らかいので、ベロ部分(ヒモを通す部分)に裏革を貼っています。布素材などはもっと薄いので、全面に貼って、ピンキングバサミでカットしています。接着は本体と裏の貼り付けを参考にしてください。
出来れば、ステッチをかけてやると、より綺麗に仕上がると思います。あくまでも飾りですので、実用上はあってもなくてもよいのですが。
 
 

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では、実際に材料の購入から順にページをご覧ください。

道具を用意

サイズの計測

型紙をプリント

パーツの裁断
 

パーツの貼付け

モカを縫います

カカトを縫います

靴ヒモを通します

完成!
 
こちらは生まれてすぐ(0ヶ月)から歩けるようになるまでの、(歩く目的ではない)靴です。
フェルトなので、材料も入手しやすいし、作るのも簡単。 最初はこちらで試してみてもいいかも。
サイズは9cm。この靴の作り方はこちらです。


このページを参考に、多くの方が作品を送ってくれました!こちらも参考にしてくださいね!